週刊バーテンダーズ

あなたは大丈夫?バーでやってはいけない3つのこと

2016年8月5日 / week 04 バーテンダーを知る

バーテンダーを知る

バーのマナー

1.タブー

バーでは話してはいけない話題が3つあります。
それは、政治、宗教、野球の話題です。
どの話題も考え方や好き嫌いは個人的なもので、優劣がありません。
話し合ったところで険悪なムードになるのは必至。控えましょう。

2.周りにむやみに声をかけない

お酒の席だからといって他のお客さんにむやみに声をかけることはやめましょう。
もし気になる異性がいても一声掛けてよほど相手の反応が良い場合以外は話し続けるのを控えましょう。
バーで支払うチャージ料はその空間(席)を利用する料金であり、その空間がその人専用の場として守られる為のチャージ料です。

3.飲みすぎないこと

バーには様々な美味しいお酒があります。
ついついあれもこれもと飲んだ結果、自分の許容範囲を超えてしまうことがあります。
酔っ払うと話す声が大きくなったり、終いには寝てしまったり。周りの人に迷惑をかけてしまいます。 
バーでは自分をコントロールするのが必須条件です。

以上です。

他にも気をつけたいポイントがあります。

出されたお酒のボトルが目の前に置かれる事がありますが、そのボトルはむやみに触ってはいけません。
そのお酒が揺らしてはいけないお酒だったり、古くて非常に貴重なお酒かもしれません。
お酒はお店の持ち物という事を忘れず、見たいときは「ボトル見ても良いですか?」と一声かけるようにしましょう。

またお会計をする時、両手で×印を作って合図する人がいますが、バーでそれは美しくありません。
お会計の合図は空中でサインを書く仕草をすればバーテンダーには意味が通じます。

女性で気をつけたいのはグラスの口紅を拭く行為。
グラスを拭く行為はバーでは「この後空いていますよ」と異性を誘うメッセージと取られます。
知らずにやってしまい、男性から次々と誘いの声がかかる、なんて事のないようにしましょう。

以上、バーでやってはいけいないこと+αを紹介しました。
少し意識を変えるだけで、バーは決して敷居が高い場所ではありません。
もっと身近な場所としてバーに足を運んでみましょう。
初めての人でも謙虚な気持ちで行けばバーテンダーさんがやさしくエスコートしてくれます。


次回は、8/19(金)に公開予定「なぜバーで飲むお酒はおいしいのか?」です。